挫折ポイント ダイエットが足を引っ張る

挫折ポイント⑥の話とも関連しますが、ウオーキングを始めるにあたり、同時に「ケーキ、アイス、チョコレートは食べない」などと食事制限を始めてしまうと、そちらのルールを徹底することが厳しくなりだして、結局ウォーキングヘのモチベーションも落ちていってしまいます

ウオーキングが我慢の記憶と結びついてしまい、楽しくなくなだってしまうのです。

「我慢」のダイエットが悪循環となって失敗を呼ぶ流れは第二章で述べた通り。「○○をしない」という目標設定は、なるべくなら避けたほうがよいでしょう。

もし何か食事についてルールを課したいという場合は、「ケーキとアイスは我慢するけど、チョコだけは食べたい」というように、自分が譲れないもの、どうしても食べたいものだけは食べてもよい、というルールにしておくほうがベターです

あるいは、さらにご褒美として、「ケーキは1カ月に1回だけ食べる」という特別ルールをつくってもよいかもしれません。

その場合は、「その代わり○○をする」という埋め合わせのルールを設けておくことがお勧めです。たとえばケーキが400キロカロリーであれば、いつもよりもその分だけ多く歩くことにするのです。

あるいは、ウオーキングで消費するカロリーを1カ月ごとに集計して、前月よりも多く消費していたら、その分は食べてもよい、といったルールをつくっても面白いでしょう

だんだんハードルが高くなるので厳しくなってきますが、そうしたら、手頃なところで1カ月の目標消費カロリーを設定するなどして、「がんばれば達成できる」という自分にあったハードルを設けます。

成功率は50%くらいに設定するのがコツです。「ちょっとがんばれば達成できるが、気を抜くと失敗する」という状態に自分を持って行くことができるため、「ケーキを食べる」というゴールに向かって張り切っていくことができます。

こういったルールを決めておけば、我慢してがんばった先にご褒美があるため、食事制限によって、気持ち的にマイナスが続く状態になることを防げます。

大好きなケーキは我慢したあとに食べると、ひときわおいしいに違いありません。「またこの気持ちを味わいたい」と思えれば、積極的に歩いて、我慢して、またご褒美のケーキを食べる、という好循環をつくり上げることができます。

対処法◆「我慢する」目標には要注意。逆に「譲れないもの」を決めてしまいましょう。