挫折ポイント 効果が見えない

ウォーキングで消費するエネルギーは微々たるもの。そのため、1時間も2時間も張り切って歩いてきたのに少ししか脂肪が燃えていない、消費カロリーが少ない、などとがっかりしがちです。

とにかく運動をしようと思って続けているのに、なかなか目に見える成果が出ないため、継続が無意味に思えて挫折してしまうこともあります。

しかし、無意味ということはありません。

皮下脂肪や体重の変化は少なくても、内臓脂肪は確実に減っていて、体の中は大きく健康に近づいています。

そのほか、中性脂肪やコレステロールなどが減少しているであろうことも忘れてはなりません

とはいえ、毎日の楽しみや変化は誰しも欲しいところです。その場合はまず、目を向ける数値や、その見方を変えてみましょう。

たとえば、身長170センチ、体重85キロの男性がウオーキングを続けて、3キロ体重が減ったとします

これを肥満判定の指標BMI値で見てみます。

BMI値は「体重(キロ)十身長(メートル)十身長(メートルとで算出します。25以上は肥満とされ、数値が高い人は糖尿病や高脂血症などのリスクが高くなるとされています。

この例の場合、BMI値は29・4から28。4にしか下がりません。BMI値では変化に乏しく、なかなか成果が見えないので、モチベーションが保ちにくいというのももっともです。

こういった変化の見えにくい数値に目を向けるのではなく、ほかの見方をしてみましょう。

たとえば体重で3キロ減ったなら、脂身3キロを想像してください。かなりの量であることが実感できませんか?

そして、グラフをつくるのなら、達成感を味わえるよう表示方法を工夫してみましょう。

体重の変化や毎日の歩数をグラフにする場合は、日盛りの幅を大きくして数値の変動が分かりやすいようにします。

たとえば表の縦軸を歩数にして折れ線グラフをつくる場 閉合、日盛りの幅が狭いと、せっかくがんばった日でも、その差をはっきり表現できません。

グラフの最低値(原点)を5000歩にするなどして、紙を有効に使ってみてください。l週間の合計歩数を記録するような場合でも、500歩、1000歩の違いが大きく実感できるようなグラフをつくつてみるといいでしょう

グラフは家族にも見える場所に貼つておきます。数値が悪くなっていればかつこわるいですし、上がっていれば褒めてもらえます。

一褒められるとうれしいので、続けようという気持ちが自然に湧いてきます。

対処法◆変化の出やすい数値に目を向けましょう。グラフにするなら演出が大切。