挫折ポイント なんとなく飽きた

先の「挫折ポイント③」とも関係しますが、ただ歩いて歩数をチェック(記録)するだけ、という習慣に飽きる日がくることもあります

これを防ぐには、とにかく周りの人たちの力を借りることが最も賢明な対策です。

一番よいのは、夫婦や家族、仲の良い同僚や友人などと一緒に歩数計を使って、ウオーキングを共通の話題にしてしまうことです。

誘い合って歩くようにすれば、自分の気持ちが少し乗らないときでも行動につなげることができますし、最初の脱落者になりたくないという気持ちから、 一人で行うよりも、やる気ができます。

ついさばりがちな人でも、周りに自分を監視してくれる人を用意しておけば、だいぶ違うでしょう。

歩数計はそれほど高価なものではありませんから、夫婦なら相手にブレゼントして、半ば強引にウォーキングに引き込んでしまってはどうでしょう。

最近では、年配の親に子どもが贈るケースも多く、父の日、母の日、敬老の日の季節は歩数計がよく売れているそうです。

もちろん家族や友達が歩数計を使いだしたからといって、必ずいつも一緒に歩く必要はありません

ただ、「今日は○歩だった」「うちからあのスーパーまでは○歩なのよ」などと歩数計の結果が共通の話題になれば、自然と歩くことが楽しくなります。

自分も話題を提供しなければなりませんから、積極的に新しいコースを歩こう、という気持ちにもなっていきます

健康に関心のある人を″同志″に巻き込んで、歩数計ウオーキングを楽しめるように働きかけてみてください。

一緒にウォーキングを始める人を特につくらない場合でも、家族に「歩数計宣言」しておくことは大切です。

気にかけて話題にしてもらったり、続けていることや「痩せてきたんじゃない?」などと見た日の変化二褒めたりしてもらえると、大きなモチベーションになります。

そのほか、持ち忘れがないか声をかけてもらったり、電池を買ってきてもらったり、なにかと協力してもらうことができます

対処法◆夫婦や友人と誘い合って一緒に楽しみましょう。

いろいろ試しても、日標値をうまく達成できない。

そんな場合は、1日7000歩だった目標を6700歩、6500歩というように下げてしまいましよう

一度目標を立ててしまうと、これを下方修正することには抵抗を感じますが、気にする必要はありません。

「目標が達成できない」こと自体は、自分が未熟だったせいで起こったわけではありません。

現状把握が正確ではなかった、というだけのことなのです。「1日7000歩は %達成可能だと思った」という判断が間違っていただけで、肉体的・精神的に弱点があったから達成できなかったわけではありません。

「1日7000歩は今の自分では無理だった」と分かれば、それは一つの成果です。では何歩なら達成できるのかを改めて考えて、日標を立て直しましょう

自分の現状により近い、より妥当な目標を立てることができるはずです。

数値目標を管理する場合は、このように「自分にあわせて」目標を柔軟に変更していく心の余裕が大切です。

日標やノルマを決めると、なぜかそれに固執してしまいがちですが、日標やノルマにとらわれるのではなく、むしろ自由にコントロールして修正を加えていくことが必要です。

目標ノルマに支配されてしまわないように気をつけましょう。

最終的な目的はあくまで健康づくりです。そのためなら、現状よりもプラスの目標を設定していれば十分意義はありますから、すべてOK。

その意味で、「プラス500歩しか設定できていない」などと自分を低く評価する必要もありません。

あくまでもそこはスタート地点であり、ゴールではないのですから。

何かを始めようと張り切っているときは、つい自分を過大評価して難しい目標を設定しがちですが、まずは、はやる気持ちを抑えて、自分の現状を把握することに時間を使いましょう。そして、とても簡単に達成できる目標からスタートして、少しずつ、ゆっくりとハードルを上げていってください。

定期的に目標を見直すことを、隔週や1カ月ごとなどの習慣にしておくのもよいでしょう。

対処法◆目標の下方修正をためらわないようにしましょう。